#23 森で暮らすなんて非現実的。田舎出身だけど都会の距離感がすきでした。
思い出せないくらいずっと前からなんとなく、森の中に移住したいという気持ちがありました。
なぜか、森の中、木の家、コーヒーの香りの映像が浮かぶのです。
そしてその森は温暖な地方ではないところのようです。
屋久島とか高千穂とかも最高だと思いますが、無意識に住みたいのはもっともっと上の方。白樺があるところ、なのです。
でも、実際には無理だと思ってました。
冬の森て。
仕事や金銭面や自分の力量&キャパの狭さ。
一人で森で生きれる気がしない。
アイヌの方々やイヌイットの逞しさを見よ…あのように冬の大地、自然の中で生きていく力があるか?否‥といったかんじ。
積雪に関わる諸々。
都会でも二駅分くらいしか運転できないヘタレな私に果たして四輪駆動を扱えるのか…。
人気がないのは怖いし、虫も得意ではない。
DIYしたいと思ったこともない。
生存能力が低くては、コミュニティに迷惑をかけるだけです。
…まるで都会育ちのような口ぶりですが
実は東北の農家の生まれです。
田舎のコミュニティの保守ぶりも、ああ…うん、わかる…というかんじです。
いろいろあって、都会に出て、暮らして、
一番よかったのは人の距離感でした。
ほどほどで心地よかった。
自分のスペースを守れる安心感。
自分は都会の距離感がすきだと思いました。
関西だったらまた違ったかもしれませんね。
人情、懐の深さ、やさしさ、ユーモアと距離感がどこか西洋みを感じてしまいます。。
(関西の良さにはまったら他では物足りなく感じるかもですね。)
人は好きなんだけども
一人の時間もすき。